山梨県「梅毒」感染者が過去最多!

山梨県が30日、性感染症の「梅毒」の今年の感染者数が19日現在で27人に上り、記録が残る2006年以降で最多となったと発表。男性は20~60代以上まで幅広い年齢層で、女性は20代を中心とした若年層で感染が広がる。

梅毒は細菌による性感染症で、性交で感染。感染して1カ月後に、性器・口・肛門周囲などに「しこり」や「ただれ」が出る。その後、症状が出たり消えたりを繰り返しながら、少しずつ進行する。治療せずに放置すると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがある。

感染は血液検査で分かり、早期の適切な抗菌薬治療で完治が可能。県は、避妊具の着用や早めの相談・検査を呼びかける。

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