3市町村のキノコ セシウム基準超え!

山梨県が29日、県産特用林産物の放射性物質検査結果(令和5年度第7回)を発表。出荷制限区域(富士吉田市、鳴沢村、富士河口湖町)の野生きのこ13検体を検査。3検体が一般食品の放射性セシウム基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を上回る。

富士吉田市と鳴沢村のショウゲンジ2検体で放射性セシウムを150~170ベクレル検出。また、富士吉田市のアミハナイグチ1検体で放射性セシウムを110ベクレル検出。

2011年3月の東京電力福島第1原発事故の影響で、3市町村の野生きのこは2012年秋から出荷制限が続いていて、今シーズン中の出荷制限解除も困難な見込み。県は引き続き3市町村内での野生きのこの採取や販売、摂取の自粛を呼びかける。

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