富士山の日、3776個のおにぎり無料配布

山梨と静岡両県が2月23日(語呂合わせで富士山)を「富士山の日」と制定した23日、甲府市貢川の山梨県立文学館で「富士山の日フェスタ」を開催。

富士河口湖町を拠点に活動するダンスチーム「スーパースクワッド」のダンス、笹子追分(ささごおいわけ)人形保存会による人形浄瑠璃(じょうるり)「追分の人形芝居」の上演、「富士山と芸術」をテーマにしたパネルディスカッションなど。

また、県立美術館では、所蔵する葛飾北斎(かつしか・ほくさい)の浮世絵「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」シリーズ(木版画)から、「凱風快晴(がいふうかいせい)」「山下白雨(さんかはくう)」「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」の3点を2月20日~3月3日まで特別展示。
県立文学館では、芥川龍之介の学生時代の作文「富士山」の原稿や、太宰治の「富士には月見草がよく似合う」の切貼現行などを1月27日~3月3日まで期間限定で公開。

一方、住民有志の「富士山の『日』祭り」実行委員会が、山梨県内32カ所と静岡県内1カ所で地域住民や観光客に3776個の「おにぎり」を無料配布。
富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」では同日、キャラクター「リラックマ」が特別アンバサダーに任命され、撮影会が行われる。
富士河口湖町の河口湖では記念花火の打ち上げも。

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