県立高入試、長期欠席者に「特別選抜」導入

山梨県教育委員会が27日、県立高校の入試、後期試験(学力試験)で、長期欠席者などを対象に「調査書」を用いない新たな入試制度「(後期)特別選抜」を2025年3月から導入すると発表。

対象は、県内在住の中学3年生で、長期欠席者か、在学する中学校長が認める者。長期欠席者は、不登校などで30日以上欠席した生徒で、保健室やフリースクールへの登校により出席扱いになっている生徒も含む。

募集人員は、1学年の学級数の2分の1程度を下限(2~4人程度)とし、各高校の校長が定める数を、一般選抜とは別に設定する(全体の募集定員は変更なし)。

選抜方法は、学力検査と個人面接で決める。

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